坂下商店の業務改善への取り組み – 3S活動とDXについて –

坂下商店では、お菓子の卸売業をはじめ、オリジナル商品の開発・販売などを行っています。日々の業務は、商品の入出庫・配送、在庫管理、棚卸、営業、EC運営、商品開発、事務作業など多岐にわたります。
実際に業務を進めていると「ちょっとやりづらいな」と感じることも少なくありません。坂下商店では、そうした違和感をきっかけに、社員全員で力を合わせ、より働きやすい環境を作るための活動を行っています。
今回は、その取り組みとして、弊社の「3S活動」と「DX(デジタルトランスフォーメーション)」 についてご紹介します。
◆ 3S活動について
坂下商店では、およそ9年前から3S活動に取り組んでいます。
3Sとは、職場環境を整えるための基本的な取り組みで、整理・整頓・清掃の3つを指します。
例えば、不要なものを整理して必要なものだけを残し、使うものを決まった場所に整頓し、職場をきれいな状態に保つといった活動です。
整理・整頓を行うことで、必要なものがすぐに見つかるようになり、物を探す時間が減ります。また、不要なものが減ることで作業スペースも広くなり、仕事がしやすくなります。さらに、通路や作業場所を整理・清掃することで、つまずきや転倒などのリスクも減り、安全な職場環境づくりにもつながります。
3Sは、快適な職場環境を維持し、さらに良くしていくための基本的な考え方です。
◆ 日々の気づきから生まれる改善
坂下商店の3S活動は、日々の業務の中で感じた課題に対して少しずつ改善を積み重ねていく形で進めています。
例えば、
・どうすれば備品を探す時間を減らせるか
・どうすれば作業のミスを減らせるか
・どうすれば倉庫内の動線がスムーズになり、安全に作業できるか
といったことを考えながら、社員一人ひとりが日々の業務の中で工夫を重ねていきます。
こうした取り組みの中で、3S活動が自然と日常の業務の中で行われるようになり、今では当たり前の活動として職場に定着しています。
【例】倉庫の上部空間を有効利用するため、ラックを導入

◆ 企業見学会の開催
2025年12月には、坂下商店にて青森県中小企業家同友会 社員共育委員会様主催の「3S企業見学会」が開催されました。
見学会では、坂下商店の職場環境や、これまでの改善の取り組みについてご紹介し、実際の職場の様子をご覧いただきました。
私たちにとっても、自分たちの取り組みを振り返るきっかけとなり、日々の改善を続けていくことの大切さをあらためて感じる機会となりました。
◆ DXによる業務改善

坂下商店では、3S活動と並行して、DXの一環としてシステムを活用した業務改善にも取り組んできました。
そのきっかけとして特に大きかったのが、取扱い商品の拡充やオンラインショップへの販路拡大などの事業拡大に伴う業務量の増加です。業務量が増える中で、業務の効率化やミスの防止、複雑になっていく業務の整理、特定の担当者に依存した業務(属人化)の解消といった課題への対応が急務となり、システムを活用した業務改善を検討するようになりました。
こうした背景のもと、株式会社内田洋行ITソリューションズ様の支援を受けながら、販売管理システム「スーパーカクテル」を導入しました。
導入後は、受注から売上、請求までの業務をシステム上で一元管理できるようになったことで、Excelによる手作業が大幅に削減され、作業時間の短縮はもちろん、計算ミスの防止にもつながりました。現在は、6月のバージョンアップに向けた準備を進めており、仕入・買掛管理などのさらなる改善も視野に入れています。
さらに、文書配信サービス「エアレポ」の導入により、煩雑だった請求書発行業務はシンプルになり、属人化の解消に加え、これまで5日かかっていた作業がわずか1日で完了するようになりました。また、郵送から電子送付への切り替えにより、ペーパーレス化も着実に進んでいます。
坂下商店のシステム活用の取り組みについては、以下の記事で詳しく紹介されています。ぜひご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000127133.html
◆ これから
坂下商店では、これからも社員が働きやすい環境づくりを進めていきます。そして、お客様やお取引先をはじめ、関わってくださる皆さまにより良い価値をお届けできるよう努めてまいります。
今後とも、坂下商店をどうぞよろしくお願いいたします。
