Home >> 南部せんべい(ブログ)

懐かしの水飴せんべいが販売再開されます

青森県や岩手県などの北東北や北海道では、昔から、南部せんべいに水飴をはさんで食べていました。

「子供のころ、よく食べたなぁ~」と、懐かしく思い出す人もいらっしゃるのではないでしょうか。

その食べ物の名前は、水飴せんべいとか飴煎餅とか呼ばれていますが、今でも食べることができます。

水飴がゆるくなってしまう夏場は販売を休止しているメーカーさんが多いですが、10月に入り、販売再開となった2商品をご紹介致します。

 

◎東北みやげ煎餅 南部あめせん 2組入り 標準価格140円(税込151円)

 

◎八戸屋 あめせんべい 1個 標準価格70円(税込77円)

 

商店、スーパーなどで、10月から順次、販売を再開しています。

お近くのお店で入手できないという方は、こちらのネットショップで取り扱っていますので、お立ち寄りください。

激安お菓子の通販卸問屋 いいお菓子ドットショップ TOP

せんべいコーナー

焼菓子コーナー

八戸の南部せんべい食文化

煎餅といえば南部せんべい。青森県八戸地方の食文化

南部煎餅(南部せんべい)とは、小麦粉と塩(重曹やを添加している場合もあります)を原料にして焼き上げられるせんべいのことを言います。

ところで、あなたがお住まいの地域で、「おせんべい」といえばどんな煎餅が一般的ですか?
おそらく、お米を主原料にしたいわゆる「米菓(べいか)」と答えられる方が大半でしょう。

全国的には「煎餅・せんべい=米菓」が主流の中で、青森県の県南部である八戸地方や、岩手県の県北部である久慈市や二戸市周辺部では、「煎餅・せんべい=南部煎餅(南部せんべい)」なのです。

そんな中で培われてきたのが、八戸地方独自に発展した南部せんべい食文化です。

事例1 八戸地方のスーパーでは昔から南部せんべい商品が大量陳列

八戸市内や近郊のスーパーに行くと、食品売り場には必ずと言っていいほど多数のアイテムを取り揃えているのを目にすることができます。
お菓子としてのせんべいも、先ほどご紹介した八戸せんべい汁用のおつゆせんべいも、この地域以外ではお目にかかれないはずです。

事例2 農作業の休憩の時に食べる「こびりっこ」

また、八戸市の周辺地域では、南部せんべいに赤飯やおこわをサンドした食べ物があります。
産直品販売所や道の駅などに行くと、「こびりっこ」「赤飯サンド」などとネーミングされて販売されています。
これは、元々は、農作業の合間に取る休憩時間のおやつでした。

「こびりっこ」は「小昼(こびる)」のこと。
朝食と昼食の間=小昼に食べる物という意味です。
(画像がありません。後日、見つけたら撮影して掲載します)

お米と小麦粉のW炭水化物ですから食べ応えがあって腹持ちがいいので、昔から農家で食べられていたのですね。

事例3 ご当地グルメで人気の八戸せんべい汁も伝統的な郷土食から

近年、市民活動として盛り上がりを見せているのが八戸せんべい汁。八戸せんべい汁研究所を中心にした全国でのお振舞いやご当地グルメイベントへの出展、マスコミ取材への対応を絡めたさまざまな仕掛けなどが功を奏し、一躍全国に名を馳せましたが、10年くらい前は地元の人以外、ほとんど知られていないような存在でした。
その八戸せんべい汁も、元はと言えば昔から八戸地方の一般家庭や農家などで食べられていた家庭の味から来ています。
2003年に行った市民への聞き取り調査によると、少なくとも数十年前には食べていたという結果が出ました。庶民のごく普通の食卓の話ですから、特に記録が残っている訳ではありませんが、小麦粉と塩を原料としている南部せんべいは「すいとん」や「うどん」などと同じ原料から作られているので、違和感なく汁物に入れられたのではないかと推測することができます。
湿気たせんべいを活用していたという報告もありますから、さまざまな形で南部煎餅(南部せんべい)を食べ尽くしてきた南部人(旧南部藩領、青森県南とと岩手県北地域)の食の一端を垣間見ることができるのではないでしょうか。

奥が深い南部煎餅食文化

お菓子としての煎餅の話もいろいろありますが、おいおい書いていきたいと思います。例えば、原料にバターを使用するサクサク食感のクッキー風南部せんべいと、バターを使用しないパリッパリのオーソドックスな南部せんべいの違いや、せんべいの「みみ」なども、その一つです。

このように、お菓子としての煎餅だけではない八戸地方の南部せんべい食文化の一端をご紹介させていただきました。

あおもりお菓子ネットでは、こうした青森県・岩手県など東北の食文化やお菓子のことなども取り上げてご紹介していきます。